睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状は、
●いびき
●起床時の頭痛
●日中の眠気
●倦怠感
などがあげられます。
日中の眠気のために、「交通事故」や「産業事故」などを引き起こす可能性もあるんです。
また、この睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、「高血圧」や「脳卒中」などの循環器疾患や、「糖尿病」などの合併症を引き起こすこともあると言われています。
「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」は、寝ている間に無呼吸になるだけの病気ではなく、いろいろな病気や事故などに結びつく病気なのです。
高血圧とは
高血圧とは、血圧が正常範囲を超えて高く維持されている状態である。高血圧自体の自覚症状は何もないことが多いが、虚血性心疾患、脳卒中、腎不全などの発症リスクとなる点で臨床的な意義は大きい。生活習慣病のひとつであり、肥満、高脂血症、糖尿病との合併は「死の四重奏」「syndrome X」「インスリン抵抗性症候群」などと称されていた。これらは現在メタボリックシンドロームと呼ばれる。
脳卒中とは
脳動脈の障害により急激に意識を失って倒れ、運動・言語などの障害が現れる疾患の総称。脳出血・蜘蛛膜下(くもまくか)出血・脳梗塞など。卒中。
糖尿病とは
糖尿病は、糖代謝の異常によって起こるとされ、血液中のブドウ糖濃度が病的に高まることによって、様々な特徴的な合併症をきたすか、きたす危険性のある病気である。一定以上の高血糖では尿中にもブドウ糖が漏出し尿が甘くなる(尿糖)ため糖尿病の名が付けられた(Diabetes=尿、Mellitus=甘い)。腎臓の再吸収障害のため尿糖の出る腎性糖尿は別の疾患である。
生活習慣病とは
生活習慣病とは、糖尿病・高脂血症・高血圧・高尿酸血症など、生活習慣が主な発症原因であると考えられている疾患の総称である。
また、これらの疾患は虚血性心疾患・脳卒中などの原因となり、最悪の場合死にいたる。
一般に30〜40歳代以上の世代から発症しやすくなり、かつその発症に生活習慣(食事習慣、運動習慣、肥満、喫煙、飲酒など)が深く関わると考えられている病気の総称である。
肥満に加えて糖尿病・高脂血症・高血圧・高尿酸血症などの生活習慣病を複合する状態を、医学的にはメタボリック症候群と総称する。
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